ミュージック・カードって何?

 「ミュージック・カード」とは、シングル、アルバム音源等の音楽コンテンツを「カード型」でセリングし、利用者はお店でカードを購入後、スマートフォーン《Android、iPhone》およびPCで専用ウェブサイトにアクセスし、カード裏面に記載されたギフトコードを入力すれば、すぐに音源をダウンロードして楽しむことができるというものです。

発売元のエイベックス・マーケティングはこの新しい商品形態「ミュージック・カード」を「CDを買うほどでもなく、パソコンで自ら検索してダウンロードをするほどでもないと感じている分厚い潜在層に対して提案する、新たな選択肢」として位置づけています。

 特筆すべきは、「ミュージック・カード」がローソンでセリングされる点。前出のようなライト利用者が、コンビニエンス・ストアで気軽に音楽コンテンツを購入できるモデルとして、今後の展開に熱い期待を寄せています。

 なお、ローソンでは「ミュージック・カード」に加え、新作映画『アメイジング・スパイダーマン』、『メリダとおそろしの森』、『ダークナイトライジング』《各490円》といった話題作を視聴できる「ムービー・カード」《発売元:U-NEXT》を4日より発売。両カードの専用什器「エンタメCARD」を全国約1万店舗で展開させる予定だ。

 カードに記載された楽曲がダウンロードできるカードです。カードに記載のPINコードを、上記専用入力フォームに入力すると、すぐに楽曲をダウンロードすることができます。

 裏側にPINコードが記載、番号をウェブサイトで入力すると楽曲をダウンロード、というシステムです。

ミュージックカードの良い点

非常に高音質

 ミュージックカードでダウンロードする楽曲はよく耳にするMP3ではなく、AAC320kbpsという現在の一般的な圧縮音源の中では最高の音質です。分かりやすく言えば、もしこの楽曲をクラブやライブハウスで大音量でかけても元のCD音源との差はわからないクオリティになります。

パソコン・スマフォのどちらでもダウンロードできる

 スマフォでもダウンロード出来るのでいちいちパソコンと同期する必要がありません。

小さなカードなのでプロマイドとしてコレクション可

 同じアーティストのミュージックカードでもデザインを変えて数種類セリングすることもあるらしいです。

CDよりも若干安い

 CDとは違って手元にカードしか残らないので当たり前っちゃ当たり前ですが、ただ、ブロマイドとしての付加価値は確かにありそうです。

だからお安く握手会などに参加できる

 ではなぜCDとデジタルミュージックの間の子のような微妙なものがセリングされているかというと、ずばりそのカードがCDに代わって握手チケットやイベント参加チケット獲得の権利となっているからです。

 ファンはCDよりも安価で握手会などを楽しむことができ、セリングしているアイドルや歌手はその分売上げを伸ばすことができるのです。

 これに関してオリコンチャートが色々ともめ、最終的にはこのミュージックカードはオリコンチャートに含まないという方法に落ち着いてしまいました。せっかく便利なものが出ても、このような理由で全く利用されなくなってしまうのであれば本当に世も末ですね。これと同じようなものを同人やインディーアーティストがやるのも非常に面白いのかもしれません。

オリコンチャートの事件について

 オリコンはミュージックカードは、セリング数に対し楽曲のダウンロード率が低く、複数枚のまとめ買いを誘導しているということからランキングの集計対象外とすることが決定したらしいです。

 これに関してはじゃあ、CDのまとめ買い戦略はどうなのかといった意見があるかと思いますが、これからこうした問題が技術の発展とともに増えていくような気がしています。

ピロカルピンとインディーズミュージックの世界!